「印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション展」が、東京・三菱一号館美術館にて2019年10月30日(水)から2020年1月20日(月)まで開催される。西洋近代美術史を遡る72点が集結
エドガー・ドガ《踊り子たち (ピンクと緑)》1894年 パステル/紙 吉野石膏コレクション「印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション展」では、1970年代から本格的に絵画を収集してきた石膏建材メーカー・吉野石膏株式会社および、吉野石膏美術振興財団による西洋近代美術のコレクションを紹介。普段は多くが山形美術館に寄託されている吉野石膏コレクションが集結する初めての機会となる。バルビゾン派からエコール・ド・パリまで
ポール・セザンヌ《マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む》1877-79年 油彩/カンヴァス
吉野石膏コレクションバルビゾン派から印象派を経て、その先のフォーヴィスムやキュビスム、さらにエコール・ド・パリまで、大きく変動する西洋近代美術の歴史を72点の作品を通して一気に紹介する。例えば、今でこそ人気のある印象派は、黎明期には激しい批判を浴びせられていたが、先進的な画商やコレクターのサポートにより、徐々に支持されていくようになった芸術の潮流だ。モネやシャガールなど名作揃い
クロード・モネ《睡蓮》1906年 油彩/カンヴァス 吉野石膏コレクション本展では、時代と共に移り変わる芸術の流れを、ミレー、ドガ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ピカソ、シスレーなどの名作を通して辿ることが可能だ。中でもとりわけ、印象派のピサロとモネ、前衛と伝統の間で多様な表現が生まれた「エコール・ド・パリ」を代表するシャガールの3人による作品は、それぞれの様式の変遷を把握できるほどに充実している。パステルの肖像画も
シャネルスーパーコピーピエール=オーギュスト・ルノワール 《シュザンヌ・アダン嬢の肖像
ブライトリングスーパーコピー》1887年、パステル/紙
吉野石膏コレクションまた、ルノワールの《シュザンヌ・アダン嬢の肖像》をはじめとする貴重なパステル画にも注目。油彩とは一味異なる、優しく親しみやすい魅力を持っている。ルノワールの他、ドガやカサットのパステルによる人物画も展示される。詳細印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション展
会期:2019年10月30日(水)~2020年1月20日(月)
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで(1月3日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで)
休館日:月曜日(ただし、祝日・振替休日の場合、1月20日、トークフリーデーの11月25日と12月30日は開館)
年末年始休館:12月31日、1月1日
場所:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
料金:一般 1,700円、高校・大学生 1,000円、小・中学生 500円
前売券:一般のみ 1,500円
※障がい者手帳を持参すると半額、付添1名まで無料
※前売券は、2019年10月29日(火)までローソン / ミニストップ、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、三菱一号館美術館チケット購入サイトWEBKET(QRコード読み取り)にて販売。
■アフター5女子割
第2水曜日17:00以降は当日券一般(女性のみ) 1,000円
※他の割引との併用不可 ※利用の際は「女子割」で購入の旨申し出が必要。
【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)